森に、あう。 -サントリー 天然水の森-
ひょんなことから、「サントリー 天然水の森」のWebサイトを制作することになった"…
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誰が袖の 触れし花かも/あの日、天然水の森で。
神宮川が刻む深い谷の対岸から、
サントリー「天然水の森 南アルプス」の姿を遠望しようと
辿った、日向山(ひなたやま)への登山道。
頂上まで道半ばという辺りで、数回、同じ花の出迎えを受けました。
名を、“タガソデソウ・誰袖草”。
“誰が袖”とは、いかにも謂れのありそうな表現です。
調べてみると、古今集の春上に見られる、
「色よりも香こそあはれと思ほゆれ誰が袖触れし宿の梅ぞも」
という歌に由来する匂
雨粒を待つお椀/あの日、天然水の森で。
「サントリー天然水の森 きょうと西山」の渓流沿いで、面白い花を見かけました。
“チャルメルソウ(哨吶草)”。
名前も、姿カタチに劣らず、面白いですね。
由来は、屋台のラーメン屋さんが鳴らす“チャルメラ”。
花の後、お椀型に上を向く実のカタチを、
特有のラッパに見立てたのだそうです。
出合った時、チャルメルソウは、ちょうど、実りの時期を迎えようとしていました。
すっともたげた花穂に、ほら、点々と