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雪面のショーケース/あの日、天然水の森で。

2003年から始まった「サントリー天然水の森」の活動。
実は、この公式note「森に、あう。」を担当している”わたし”の父もコピーライターとしてこの活動に携わらせてもらっています。そして、時々師匠と一緒に森に入っては、森の小さな小さな営みをカメラで捉え、エッセイを書いていました。
今も昔も、変わらず森には生命いのちがめぐっています。それらを、ちょっと前のエッセイから感じてみよう、というシリーズです。

雪深い奥大山の春。

雪面は、新雪が次々と降り積もる冬の頃とは、また違った輝きを見せてくれます。
日中、陽光を浴びてうっすらと解けた雪が、日が落ちて気温が下がると、凍る。
昼と夜の繰り返しが生み出す、キラキラのモザイク模様です。

そんな雪面に、風や雪にあおられて落ちた木の葉が姿を現しているところが、いくつかありました。

たとえて言えば、雪と氷でできた、木の葉のショーケース。
↓は、ミズナラの落葉です。

↓は、ヒノキの葉。
(ごめんなさい。掲載した写真では、その魅力を十分にお伝えできていないかもしれませんが)

薄く繊細な氷ごしに、木の葉を印象的に見せてくれる自然のショーケースは、とてもキレイでした。

2013.3.21|サントリー天然水の森 奥大山

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