森に、あう。 -サントリー 天然水の森-

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森に、あう。 -サントリー 天然水の森-

ひょんなことから、「サントリー 天然水の森」のWebサイトを制作することになった"わたし"が、サイトでは伝えきれなかった森の魅力やそこで出会った興味深い人たちについて、好きに語っていくnoteです。 https://www.suntory.co.jp/eco/forest/

マガジン

  • あの日、天然水の森で。

    2003年から始まった「サントリー天然水の森」の活動。実は、このnoteを担当している”わたし”の父もコピーライターとしてこの活動に携わらせてもらっています。そして、時々師匠と一緒に森に入っては、森の小さな小さな営みをエッセイで綴ったり、ムービーカメラマンの映像のコトバをつけたりしてきました。今も昔も、変わらず森には生命がめぐっています。それらをすこし前の記録から感じてみましょう。

  • みんなの「#未来に残したい風景」

    2021年12月から2022年1月にかけて開催した投稿コンテスト「#未来に残したい風景」最終選考作品を集めました。

記事一覧

「サントリー 天然水の森」へ、いってきた。

ドサーーザザーーっ 「おおお、大丈夫か」 師匠が驚いた顔をして振り返る。 こんなご時世のため、ずっと行けていなかった念願の天然水の森への訪問。 終盤に差し掛かっ…

間(ま)を見極める

「よくカーテンこんなうっっすくて寝られるね。」 わたしの部屋のカーテンはとにかく薄い。 友人は朝眩しくて起きてしまうからいやだ、 とぶつぶつ言いながら毛布を顔ま…

「サントリー 天然水の森」へ、いってきた。

「サントリー 天然水の森」へ、いってきた。

ドサーーザザーーっ

「おおお、大丈夫か」

師匠が驚いた顔をして振り返る。

こんなご時世のため、ずっと行けていなかった念願の天然水の森への訪問。

終盤に差し掛かった、その時、しっかりと森の洗礼を受けた。

大きな岩を降るときに足を滑らせて、まるで滑り台かのように落ちた。
長時間足元が不安定な森の中を歩いていたものだから、わたしの足はもう踏ん張れなくなっていた。

大丈夫です、なんて言いながら

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間(ま)を見極める

間(ま)を見極める

「よくカーテンこんなうっっすくて寝られるね。」

わたしの部屋のカーテンはとにかく薄い。

友人は朝眩しくて起きてしまうからいやだ、
とぶつぶつ言いながら毛布を顔まで被る。

でもわたしは、朝なのに部屋が真っ暗なのは
どうも苦手で、わたしの部屋の朝は、
とても明るい。眩しい。それがいい。

天気がいい朝は、カーテンを開けて、
思いっきり太陽を浴びる。
それで目がグッと覚めた気になる。
光合成をする

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